
「何としても2階に上がりたい、
どうしても2階に上がろう。
この熱意がハシゴを思いつかせ、
階段を作り上げる。
上がっても上がらなくてもと
考えている人の頭からは、
ハシゴは生まれない。」
(松下幸之助 実業家)
ダイエットがうまくいかない人の共通点は、
「何のために」という目的意識が弱いことです。
ただ漠然と、「二の腕のお肉が気になるから」とか、
「お腹の周りが気になるから」といった理由では、
人は動けません。
何しろ、ダイエットの敵は「生存欲求(食欲)」
です。
生ぬるい覚悟では、とても太刀打ちできません。
かくして、新手(あらて)のダイエットに淡い期待を
抱いては、挫折する1年を繰り返すのです。
しかし、「何のために」という目的意識が
明確な人たちは、いともやすやすと
ダイエットをやってのけます。
新たな恋を見つけた女性や、試合前のボクサーは、
ほとんど100%の確率でダイエットに成功します。
なぜなら、彼らはダイエットが「最終目的」
ではないことを熟知しているからです。
その先にある「恋愛成就」や「試合の勝利」
というゴールが見えている人はモチベーションが
違うのです。