仮想敵戦略

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愛、友情、尊敬、
どれをとっても、
共通の憎しみほど
人間を団結させる
ものはない
。」  

 

アントン・チェーホフ 作家)

                   

 

「呉越同舟」という言葉があるように、
仲の悪い者同士でも利害が一致することで、
手を結び助け合う関係が生まれることがあります。

この心理を利用したのが、「仮想敵」という概念です。

国家が、自国民からの批判を避けるために、
わざと「外敵」を仕立て上げることで
国民の結束を高めるのは、よくあることです。

現に、近隣諸国の中にも、日本を「仮想敵国」
することで、人心の掌握を図ろうとしている
国家が複数存在します。

また、個人レベルにおいても、グループの
結束を強めるために、わざと誰かを
「仮想敵」に仕立て上げてあげるのが
常套手段です。

しかし、「仮想敵」を設定するやり方は、
メンバーの結束を高めることができる反面、
「攻撃的」「排他的」になってしまう
側面があることも否めません。

「仮想敵」でつながった関係は、
あくまでかりそめのものであり、
そこに「信頼」や「尊敬」が
生まれなければ、
やはりいつかは破綻を
迎えてしまうのです。

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