無敵の境地

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「闘わないで争わないでいると、
敵がいなくなって『無敵』に
なる。」

 

(小林正観 心理学者)

 

「無敵」という言葉を聞いて、
あなたはどんな存在を思い浮かべますか。

誰と闘っても負けない、いかにも強そうな
いかつい存在を思い浮かべた人も多いのでは
ないでしょうか。

しかし「無敵」というのは、
読んで字のごとく「敵がいない」
という意味です。

不世出の合気道の達人塩田剛三は、
「合気道における最高の技は、
自分を殺しに来た敵と友だちに
なることだ」という至言を
残しました。

刃を持って襲ってくる敵すらも味方に
つける境地、
これこそ「無敵」と呼べるのでは
ないでしょうか。

また昭和の大横綱と言われた双葉山が、
連勝記録が69で止まったときに、
「我いまだ木鶏たりえず」という
言葉を残したのは有名な話です。

これは中国の故事で、
「闘鶏のチャンピオンの鶏が、
まるで木でできた鶏であるかのように
泰然自若として他のライバル達を
寄せ付けなかった」
という話から来ている言葉です。

「相対的」な強さというのは、
若さを失えばあっという間にほころびます。

しかし「敵対関係」を生み出さない
在り方は、年齢や肉体的な強さを
超越してしまうのです。

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コメント

  1. きりりん より:

    塩田剛三さんの動画を拝見したことがあります。卓越した神業のような技術だけでなく、その精神も神業のレベルまで到達していたということなのですね。
    争いのない無敵…こころが穏やかでいられそうです。

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