
「1人の人間には、
運命と人生とを決する
ような時が生涯一度は
あるものであり、
それを乗り切った瞬間、
彼の未来は全面的に変わる
ものだ。」
(遠藤周作 小説家)
私たちの人生には、
運命のターニングポイント(転換点)
とでも呼ぶような瞬間が、
必ず一度は訪れます。
そして、それはたいてい逆境の中に潜んでいます。
人々が、運命のターニングポイントの訪れに
気づかないのはそのためです。
ほとんどの人たちは、ただ首をすくめて
嵐が通り過ぎるのをやり過ごして、
何事もなかったように日常の中に戻って行きます。
だから、相変わらず代わり映えのしない
人生が続いていくのです。
しかし、慣れ親しんだ日常にしがみついているかぎり、
人生は1ミリも変わりません。
今までの延長線上を生きていても、
運命の歯車は切り替わらないのです。
ターニングポイントに必要なのは、
過去の流れをバッサリ「断つ」と
「決める」ことです。
ただ待っているだけでは、人生には何も起こりません。
あなたの人生は、ほんの小さな「決断」から
変わり始めるのです。