真理はシンプル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「真理は神によりてのみ
到達され、人間の及ぶ
ところにあらず。」

 

(アルキメデス 数学者)

 

数学者であるアルキメデスがこのような言葉を
残していることを、非常に興味深く思います。

神学者が信仰を通して神の世界に近づこうとする
のに対して、

数学者は数式を通して神の世界を垣間見るのです。

数学の本質は、この世の真理を解き明かすことであり、
究極的には哲学の世界にまで広がっていくのかもしれません。

自然界がシンプルにできているように、
数式もムダをそぎ落としてシンプルになるほど
真理へと近づいていきます。

かのアインシュタインが発表したE=mc2は、
まさにシンプルの極みです。

シンプルなものはどこまでも美しく、
自然の摂理にかなっています。

しかし、どれほどシンプルに数式を研ぎ澄ましても、
永遠に真理に到達することはありません。

つまるところ、数式は神を指さす「指」に過ぎず、
「神そのもの」ではないからです。

極限までムダがそぎ落とされて、
空っぽになった「器」としての数式に、
静かに神が宿るのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す