
「自分の価値観をもって
生きるってことは、
嫌われて当たり前なんだ。」
(岡本太郎 書家)
面白いマンガやアニメの主人公というのは、
ハッキリとした個性が確立されていて、
他よりも目立って見えます。
そのことを専門用語では
「キャラが立つ」と言うそうです。
もしもマンガやアニメの主人公が
「八方美人」で、個性が見えにくい
キャラクターだとしたら、
絶対にコアなファンが付くことは
ありません。
コアなファンが生まれるということは、
反面アンチを生むということでも
あります。
ハッキリとした個性を打ち出す
ということは、「万人向け」の
普遍性を捨てるということだからです。
当然好きになる人からはとことん好かれるし、
嫌いになる人からはとことん嫌われるわけです。
そもそも「国民的○○」と呼ばれるモノ
に対して、全国民の大半は無関心です。
せいぜい国民の大半から
「名前を知られているだけ」
という認知度の高さという点で
「国民的」というわけです。
これは個人の人生に照らしてみても
同じことです。
あなたのことを好きになってくれるのは
全体の「2割」、無関心が「6割」、
嫌ってくるのが「2割」と覚えておけば、
うんと気が楽になるはずです。