
「社会が自分を裏切ったから、
自分はダメになったなどと
言うのは口実に過ぎない。
自分の教育に責任があるのは
まず自分であり、
最終的に自分である。」
(曾野綾子 小説家)
「今の自分がこうなってしまったのは、
親や教師のせいだ」とふんぞり返っている
人がいます。
甘ったれるのもいい加減にすることです。
百歩譲って、くだらない親や教師と巡りあって
しまったのは災難だったかもしれません。
しかし、そのことをグチってもいいのは、
20歳までです。
20歳を過ぎて、まだ親や教師のせいにしているのは、
精神的に「親離れ」できていない証拠です。
20歳を過ぎたら、つべこべ言わず
人生は自分で切り拓いていくものです。
仮に、師と仰ぐべき人物が周囲にいなければ、
書籍に学べばよいではありませんか。
実際に、元ボクサーの経歴ながら独学で建築を学び、
世界的な建築家となった日本人がいます。
社会に出たら、どれだけ自分への教育に投資できるか
どうかで、「天と地」ほどの格差が生まれてしまうのです。