
「全体的に思考して、
局所的に行動せよ。
最小限を行使しつつ、
最大限を達成せよ。」
(バックミンスター・フラー 建築家)
お正月になると、1年の目標を立てる人が
続出します。
逆に言うと、お正月くらいにしか人生の目標を
考えていない人が大半ということです。
しかし、きちんと人生の目標を管理しながら
生きている人もごく少数ながら存在します。
その中には、1年間の目標はおろか、
数十年先の目標まで明確に立てている
人もいるのです。
途中で目標が変わることも見据えた上で、
「大局観」で生きているのです。
なぜ、そんな先のことまで考えているかというと、
時間は有限であることを明瞭に自覚しているから
です。
だから、少しでもムダを省いて人生を充実させようと
考えているのです。
有限な時間を有効活用するために、
ムダな仕事を捨てる工夫も必要です。
2割の要素が全体の8割を決定する
「パレートの法則」に照らして、
最重要の2割の仕事に優先的に
取り組みます。
たとえ上司からの頼みであっても、
非本質的でムダな仕事だと思えば、
上手に断る技術を磨いておくのも
仕事人として不可欠の教養です。