
「他人の不誠実に寛容に
なりすぎないこと。
軽く見られるだけです。」
(加藤泰三 社会学者)
誰かが、自分に対して不誠実な面を
見せてきたときには、ちゃんと怒らないと
いけません。
不誠実な相手に、甘い顔を見せれば必ずつけあがります。
不誠実なことをしでかす相手というのは、
その程度の人間なのです。
たとえば、平気で約束の時間に遅れてくる相手。
天災や不慮の事故などは別として、
ついつい遅刻してしまう相手は、
確実にあなたのことをナメています。
あとは、借りたお金をいつまで経っても
返そうとしない相手。
借りたお金を平気で踏み倒そうと思っている人間は、
あなたに対してこれっぽっちも恩義や友情を感じていません。
せいぜい、金づるの1つくらいにしか見ていないのです。
相手を選ばない優しさは、時に仇となって
自分に返ってきます。
自分に対して、ナメてくる相手にまで「いい人」になる
必要はありません。
「嫌われる勇気」を持ち、トラブルメーカーに
つけ込む隙を与えないことです。