人を笑わせる才能

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「世間を楽しませているから
自分も楽しむべきだって
言うんじゃなくて、楽しませる
域にいることが根本であって、
一番凄いことなんだ。
それ自体が贅沢であってだな、
それに加えて自分が贅沢するって
のは余分なことなの。」

 

(ビートたけし 司会者)

 

芝居の世界などでは、
「人を笑わせることができる者にとって、
人を泣かせるくらい容易いことだ」と
言われます。

確か、作家の浅田次郎も
「人を笑わせるのは天与の才能」
とどこかで語っていたように思います。

浅田次郎と言えば、「平成の泣かせ屋」
の異名を取る作家としても知られていますが、
一方で娯楽小説でもたくさんのファンを
獲得しています。

人に「笑われること」は誰でもできるかも
しれませんが、人を「笑わせる」のは
誰にでもできる芸当ではないのです。

落語の人情噺で流す涙は、しんみりさせてくれる
かもしれませんが、人の心を晴れやかにはしてくれません。

しかし、滑稽噺で笑い転げながら流す涙は、
間違いなく人の心を晴れやかにします。

人を「笑わせる」のは、誰かが「笑われる」
のと違って、誰も不幸になりません。

人を笑わせる才能の持ち主は、ただそこに
存在しているだけで誰かを幸せにするのです。

人として生まれて、これほど贅沢なことはありません。

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