
「どんなに練習しても
強くなれない選手はいます。
でも、この世界は才能だけじゃ
勝てない。
死ぬほど練習しなきゃ。」
(魔裟斗 元格闘家)
「才能がないから努力する」という考え方は、
根本的に間違っています。
人は、才能がない分野を本気で努力することは
できないのです。
なぜなら、好きでもなければ得意でもないことを、
延々努力し続けられるほど、人は強くはなれないからです。
換言すれば、好きで得意だからこそ、
進んで努力しようという気持ちが起こるのです。
努力が苦痛で仕方がないのは、その道に才能がない
ことの何よりの証です。
路傍の石は、どんなに心を込めて磨き上げようとも、
ただの石ころのままです。
同じくダイヤモンドの原石も、
一見したところただの石ころです。
しかし、ただの石ころと違って、ダイヤの原石は
磨けば磨くほど光を放ちます。
努力を続けている人は、自分のことを石ころだとは
思っていません。
自分は原石だと分かっているからこそ、
ひたすら磨き続けることができるのです。
しかし、どうせやるんだったらぬるいやり方では
全然ダメで、死ぬほど頑張らなければ、
永遠に石ころのままなのです。