
「人生において笑うことなく過ごした
日々があれば、それは最も無為に
過ごした日であることは疑いない。」
(セバスチャン・シャンホール 詩人)
シェイクスピアの作品「リア王」に、
「人はみな泣きながら生まれてきた」というセリフがあります。
地上に生まれ落ちた瞬間、けたたましく泣き始める赤ん坊。
「これから始まる人生が、決して楽なものではない
ことを悲観して、赤ん坊は泣いているのだ」
というのが、シェイクスピアの洞察です。
もちろん、ありのままを直視すれば、人生はつらいことだらけです。
「不公平」「理不尽」「格差」「差別」・・・、
数え上げればキリがありません。
しかし、たった1度の人生を泣きながら生きていくのは
あまりに空しすぎる。
私たちは、断じて「泣き続けるために生まれた」
わけではないのです。
「泣きながら生まれてきた」からこそ、残りの人生は「笑い」で塗りつぶしたいものです。