守破離

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「“私”を主張するから、
個性が生まれるのではない。
“私”を捨ててかかることで、
個性が輝いてくるのだ。
だから、自分を出そうと
したらダメだ。
出したい自分を削って、
削って、最後に残った
モノが、あなたの本当の
個性なのだ。」

 

(大越俊夫 教育者)

 

からきし仕事がデキないくせに、
やたらと自己主張だけは強いタイプが
います。

こうした人に仕事上のアドバイスや
注意を与えると、
「それは私の主義ではありません」
と言い返してきます。

仕事の基礎・基本も覚束ないくせに、
何をか言わんやという気分にさせられます。

いやしくも主義・主張を語るので
あれば、最低でもその仕事の
「原理・原則」を悟ってからに
してほしいものです。

芸事の世界に、学びの段階を表す「守破離」
という言葉があります。

「守」の段階において、学習者は
指導者の教えを忠実に「守る」ことが
求められます。

この段階において大事なのは、
自分を捨てて頭を真っ白にして
スポンジのように吸収する「素直さ」
です。

もしも、「守」の段階で学習者が、
「自分の主義ではない」と言って
勝手なことをやり出したらどうなるでしょうか。

基礎・基本はおろか、原理・原則といった本質を
一生悟れないままで終わります。

原理・原則を心得ていないのは、
「個性」ではなく、
ただの「我流」です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す