
「『真面目に働く』というのと、
「儲かる」ことは、相関関係は無い。
残念なことではあるが、
真面目にやっても潰れることがある。
社長が真剣に社会に貢献しようと
頑張っていても、社員が夜中まで
血のにじむような努力をしていても、
容赦ない。
最高にいいやつでもガンに
なってしまうのと同じように、
真面目で、誠実な会社でも潰れる。
これが現実である。」
(神田昌典 経営コンサルタント)
真面目であることは、別に悪いことではありません。
むしろ真面目な人材でなければ、伸びません。
しかし、真面目さをウリにしてしまった途端、
その価値は暴落します。
「こんなに真面目なんだから、私のことを認めてよ」
と取引の道具にしてしまうのは、
根が「不真面目」な証拠です。
それは、お店で不当な値引きを要求するのと同じくらい、
卑しい行為だと気づかないといけません。
やるべきことにきちんと取り組み、
淡々と準備を重ねるのが、本当の真面目さです。
準備不足と無能さの「免罪符」として、
真面目さを振りかざしてはいけないのです。