天才肌

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「頭が切れる、
または天才的な人。
どの世界でもこういう
人がトップになる
と思いがちですが、
案外このタイプは
二番手のことが多いものです。
社長じゃなくて副社長という
感じで。
天才肌のいいときは100点を
取るが、ガタッとゼロとは
言わずとも50点以下を
取ったりする。
こんな不安定では
トップの社長なんて
任せられませんでしょう。」

 

(大山康晴 将棋棋士)

 

日本の戦国時代きっての知将と言えば、
黒田官兵衛の名前が挙がります。

豊臣秀吉があるとき、座興で
「自分亡き後、天下を取るのは
誰だと思うか」
と問うと、
側近達は「家康」だの「前田利家」だの、
思いつくままに名前を挙げます。

ところが秀吉は、言下に
「黒田官兵衛である」と断言した
そうです。

黒田官兵衛こそは、秀吉さえも
畏怖せしめる鋭利な頭脳の持ち主でした。

この話を聞いた官兵衛は、
秀吉に警戒されていることを悟り、
出家して如水と名乗り表舞台から
身を引きます。

頭脳では勝っていても、
天下人としての器量では
遠く秀吉に及ばないことを
自覚していたのです。

秀吉が亡くなると、
官兵衛はひた隠しにしてきた
天下取りの野心をたぎらせます。

関ヶ原の戦いに乗じて九州を平定し、
天下を狙おうと考えていたのです。

しかし無情にも運は官兵衛に味方せず、
天下は家康のもとに転がりこむのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す