見て忘れる

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「あまりに多くの情報を
手に入れすぎると、
逆に先入観に囚われて
独自の発想が出なくなる。
大事なのは『見て忘れる』
ことである。」

 

(谷川浩司 将棋棋士)

 

世の中には、多様な読書観が存在します。

「本に書いてあることを、
何度も読み返して血肉にしていくべきだ」
と考える人。

「できるだけたくさんの本を読んで、
多様な考え方に触れるべきだ」
と考える人。

「少数の本を熟読玩味して、
その精髄を徹底的に読み味わうべきだ」
と考える人。

どれが正しくて、どれが間違っている
ということはないと思います。

その人の学習タイプによっても変わるし、
時と場面に応じて適切な読み方も変わるはずです。

だから結論としては、金子みすゞ的に
「みんなちがってみんないい」
ということになってしまうのかもしれません。

ちなみに私は、教養を積むことが
目的であれば、
谷川浩司的に「見て忘れる」読書に
軍配を上げたいと思います。

なぜならいくら「見て忘れる」といっても、
無理に覚えようとしないだけで、
大事な知識は頭に残っていくからです。

そうやって頭の中に投げ込まれた
知識が、
知らず知らずのうちに攪拌され、
さらに時を経て熟成し、
独自の知恵となって結実していく
のです。

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