
「成熟した人間は、失敗を
他人のせいにしない。」
(ジョセフ・ヘラ― 戯曲家)
この言葉に1つ付け加えるなら、
「成熟したから失敗を他人のせいにしない」
のではなくて、
「失敗を他人のせいにしないから、人として成熟した」
ということです。
子どもは、とかく失敗を「親のせい」「友達のせい」
「先生のせい」と、外部のせいにしたがります。
しかし、大人になっても「上司のせい」
「夫(妻)のせい」「政治家のせい」と、
やらかしてしまうのは少々イタすぎます。
自分の人生を歩いている人は、うまくいかないことを
「外部のせい」にはしません。
責任転嫁は、人生の主導権を手放すことに等しいことを
知っているからです。
自分の人生をデザインするのは自分だし、
行動して結果を出すのも自分次第だと、
肝に銘じて生きているのです。
自分の人生のCEO(最高経営責任者)となるか、
他人の人生の使用人となるか、人生には
この2通りしかありません。