
「終末観が漂っている時代、
モノクロームの日常の中にいても
音楽聴いてる瞬間だけ景色が
凄くカラフルに見えてくるような
ものがいいなと僕は思ってて。
で、そういう感覚をずっとリスナーに
対して与えてこなかった音楽業界全般が
不景気になっていくのは当然だろう
とも思う。」
(桜井和寿 音楽家)
まず、私たちが銘記しなければならないのは、
「売れるモノには必ず理由がある」ということです。
逆に言えば、斜陽業界のマーケットが冷え込んでいくのは、
それだけ「商品に魅力がない」ということです。
お客様だってバカではありません。
これだけ不景気な中、なけなしのお金をどこに投入するか、
吟味した上でお財布を開いているからです。
どんなに業界が斜陽化してきても、
一部の実力者だけは常に不況知らずで潤っています。
「CDが売れない時代になった」とは言うものの、
それでもミリオンセラーは生まれているのです。
出版業界も同じです。
「本が売れなくなった」と言いながらも、
ベストセラーは必ず生まれ続けていて、
一部の実力者たちによって業界が支えられているのです。