
「与えられた状況を変える
ことはできません。
変えることができるのは
『解釈』だけです。
『状況を変えることができる』
などと考えるから、
おかしなことになるのです。」
(泉忠司 小説家)
目の前のコップに、半分の水が入っていたとします。
このコップを見た人の「解釈」は、
次の2通りに分かれます。
1つ目が、「半分も水が入っている」
という解釈。
2つ目が、「半分しか水が入っていない」
という解釈。
「半分も水が入っている」という解釈している人と、
「半分しか水が入っていない」と解釈している人
とでは、まったく違う「現実」を見ている
ことになります。
つまり、「事実(状況)」は変えられなくても、
「解釈」次第で「現実」はいかようにも
変えられるのです。
よく「過去と他人は変えられない」と言われます。
確かに、起こった「事実」は変えられません。
しかし、あなたの「解釈」が変われば、
「過去と他人」との関係性にも変化が生じ、
結果として「現実」が変わるのです。