本当の強さ

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「強いというのは
スーパーマンになる
ことではなく、
自分の弱い部分を
認められる
ということです。」

 

(加藤諦三 心理学者)

 

筋トレは「足し算」の発想です。

たとえば、足腰が弱ってきたら
スクワットを処方して、
脚の筋肉を鍛えるといった具合です。

しかし、最近この考え方に違和感を
抱くようになりました。

むしろ無駄な筋肉を付ければ付けるほど、
疲れやすくなるのではないかと感じています。

たとえば松尾芭蕉の著した「奥の細道」には、
旅に出る前の準備として「脚三里」に灸を据えた
という話が出てきます。

しかし、旅に出る前の芭蕉が
筋トレに励んだとは、
どこにも書いていないのです。

恐らく江戸時代の人にとって、
生活そのものが鍛錬であり、
不要な筋肉を付けることに
誰も価値を見いだしていなかった
のではないでしょうか。

むしろ無駄な筋肉をそぎ落として、
余計な力を抜いていく「引き算」の
発想こそが、心身の健康には有効
なのではないかと考えています。

ジムに通ってムキムキの筋肉を付けることは、
個人の趣味としては否定しません。

しかしそれは「真の強さ」とは、
似て非なるものなのです。

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コメント

  1. きりりん より:

    弱い部分を認める話から、芭蕉に筋トレ…すごく面白くて納得しました。心も身体も強さはしなやかなんでしょうね。そして、自分の弱さとちゃんと向き合うには、勇気もいりますね。その勇気は強さの源になりそうです。

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