リーダーと部下の適正な距離感

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「家臣を扱うには禄で
縛り付けてはならず、
機嫌を取ってもならず、
遠ざけてもならず、
畏れさせてはならず、
油断させてはならない。

 

(徳川家康 征夷大将軍)

 

「上、三年にして下を知り、
下、三日にして上を知る」
と言われるように、
どんな組織でも上司というものは、
常に部下の厳しい視線にさらされて
いるものです。

「たとえ、部下から敬われているように
見えても、たえず落ち度を探されており、
恐れられているようで侮られ、親しまれて
いるようで疎んじられ、好かれているようで
憎まれているものよ」
と、家康は述懐しています。

いつの時代も、上に立つ人間というのは孤独なものです。

内心を吐露(とろ)したくても、
おいそれと下の者に打ち明けるわけにもいきません。

軽々しく部下に弱音を吐こうものなら、
たちまちのうちに組織は崩壊してしまいます。

「リーダーは、必ずしも好かれる必要は
ないが、畏れられる必要がある。
しかし、憎まれてはならない。」
とは、マキャベリの言葉。

一方の家康は、シンプルかつ明快にこう表現します。

「大将たる者、部下から惚れられよ」と。

さすがは苦労人の家康よ、と心服させられます。

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