
「問題を知性ではなく
力で解決しようとすると、
そこは戦場になります。」
(マーガレット・ウィートリー 教育者)
問題が起きたときに、
取るべき2つの道があります。
1つは、すべて他人のせいにして、
相手を変えるために力を行使すること。
もう1つは、すべてを自分の責任
としてとらえ、自分を変えるために
知性を使うこと。
前者の道は地獄です。
なぜなら、人にはそれぞれ考えがあり、
誰も他人から支配されたいとは思っていないから
です。
それでも力尽くで言うことを聞かせようとすれば、
当然ながら修羅場になります。
そのスケールが、国家間にまで拡大されたのが
戦争です。
一方、後者の道を取る人は、全人口のわずか5%
程度です。
問題が起きたとき、すべてを他人のせいにするのは
簡単です。
しかし、すべてを自分の責任として
とらえるのは、なかなかに骨が折れる
ことです。
自分を変えるためには、きちんと頭を
使って考えないといけません。
ところが、頭を使って物事を考えるのは
しんどいので、ほとんどの人がやりたがりません。
だからこそ、全人口の95%もの人たちが、
問題を他人のせいにしたがるのです。