捲土重来を期す

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「悪いときが過ぎれば、
良いときは必ず来る。
おしなべて、事を成す人は、
必ず時の来るのを待つ。
あせらずあわてず、
静かに時の来るのを待つ。
時を待つ心は、
春を待つ桜の姿と言えよう。
だが、何もせずに待つことは
僥倖を待つに等しい。
静かに春を待つ桜は、
一瞬の休みもなく
力を蓄えている。
蓄えられた力が無ければ、
時が来ても事は成就しない
であろう。」

 

(松下幸之助 実業家)

 

「捲土重来(けんどちょうらい)」とは、
一度敗れたり失敗したりした者が、
再び勢いを盛り返して巻き返すことの
たとえです。

「捲土」とは土煙を起こすことで、
「重来」とは再びやって来ることです。

これは、唐の詩人杜牧が、悲運の英雄項羽を偲んで
詠んだ「烏口亭に題す」という詩に出てくる言葉です。

ただし、大きな挫折から再起を図り、
みごと捲土重来を期すためには条件があります。

それは、決して諦めずに時を待つこと。

これが、捲土重来を期すための
「必要条件」。

しかし、ただ漫然と待っているだけでは
何も起こりません。

虎視眈々とチャンスをうかがい
実力をつけておくことが、
その「十分条件」になります。

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