量をこなして質を磨く

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「圧倒的な量をこなしながらも、
極限まで質を追求しなければ
実力は永久に伸びない。」

 

(千田琢哉 文筆家)

 

歴史に名を残す巨匠たちの作品について、
その「質」の高さを疑う人はまずいないでしょう。

作品の「質」を市場に評価されたからこそ、
彼らは高い名声を築き上げることが
できたのです。

では、彼らの作品のすべてがすべて
逸品ぞろいだったかというと、
残念ながらそれは違います。

いかなる巨匠の作品にも、
一定数で「駄作」が紛れ込んでいる
ものです。

どんなに超絶的な天才といえど、
そこに例外は存在しません。

もしも、彼らが「量より質」に
こだわって
寡作(かさく)に甘んじて
いたとしたら、

傑作の素晴らしさよりも駄作のみじめさ
の方が
より際立ったに違いありません。

彼らを巨匠たらしめてきたのは、
ひたすらクオリティの高い作品を
量産し続ける姿勢を崩さなかったことです。

巷で展開される「質より量」とか「量より質」といった
議論がいかに不毛か、これでお分かりいただける
ことでしょう。

「質」も「量」も極限まで追求するからこそ、
最高の仕事ができるのです。

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