
「上司、そして、さらに
上の役職者と付き合うことに
よって、ビジネスマンは視点の
高さを手に入れられます。
視点が高ければ、時間の
とらえ方が多角的・広角的になり、
仕事の幅も出てきます。」
(佐々木常夫 元東レ社長)
あなたの仕事のお客様は誰ですか?
「商品を買ってくれる人?」
「お店のレジに並んでいる人?」
いいえ、違います。
あなたの仕事の本当のお客様は、
「あなたにお金を支払ってくれる人」
です。
つまり、サラリーマンだったら、
たとえば社長や店長こそがあなたにとっての
本当の「お客様」というわけです。
顧客満足とは、目の前のお客様だけを
大切にすることではありません。
上司や社長の思いを大切にしながら
働くことが、ひいてはすべてのお客様の
満足につながっていくのです。
そのためには、今の役職より2つ3つ上の
役職になったつもりで、仕事に取り組む必要があります。
要するに、視点の抽象度を上げるのです。
面白いことに、上の役職になったつもりで
仕事をしていると、自ずと実際の役職まで
上がらざるを得ないのです。