遊びは芸の肥やし

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「本業に関係ないことに、
どれくらい時間を割いて
いるかを大切に考えています

 

(浅田次郎 小説家)

 

何事も、プロになると本番と準備の
境目が限りなく曖昧になってきます。

作家にとっての仕事とは、原稿を
執筆しているときだけではありません。

むしろ、それ以外の時間に大量の本を
読んだり、
人と語り合ったり、
様々な体験を積むことの方がよほど大事です。

20歳くらいで文学賞を受賞するような天才作家は、
この体験が不足しているばかりに、
すぐにネタが枯渇してしまい、後が続きません。

浅田次郎氏は、40歳でデビューを果たした
遅咲きの作家ですが、今なお創作意欲が
衰えることなく、精力的に作品を
発表し続けています。

氏は、「早くデビューしても、
遅くデビューしても、残せる作品数には
それほど大差はない」
と言います。

逆に、遅咲きの作家の方が人生経験を
ネタとして生かせる分、有利とさえ言えるのです。

これは、作家以外の人生においても言えることです。

1つのことを深く掘り下げるためにこそ、
周辺知識はおろか、他分野についても
貪欲に学び続けることです。

一見ムダに見える遠回りが、本業の成果を
大きく左右するのです。

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