完璧な文章など存在しない

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「完璧な文章などといった
ものは存在しない。
完璧な絶望が存在しない
ようにね。」

 

(村上春樹 小説家)

                   

 

これは、村上春樹の処女作「風の歌を聴け」
の冒頭に出てくる一節です。

私たちがどんなに言葉を尽くしたところで、
溢れ出る思いを十全に語り尽くすことなど
できません。

すべてを出し切って書いたつもりでも、
しばらくすると「これを書けばよかった」
「あの表現にするべきだった」
後悔の念が込み上げてきます。

つまり、「完璧」を期した文章執筆は、
永遠にゴールにたどり着けないという意味で
「絶望」であると言えます。

しかし、文章を書き終えて「絶望」を感じている
ということは、
あなたがまだ成長を続けている」ということです。

その意味では、自分の文章に「絶望」を感じている間は、
まだ「望みがある」とも言えます。

完璧な文章はどこにも存在しないけれども、
完璧な絶望もまた存在しないのです。

だから、妙に肩肘を張るのをやめることです。

今のあなたが知らないことは、どう逆立ちしたって
書けません。

「書くこと」を通じて自己を成長させながら、
文章の高みを目指していけばいいのです。

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