
「幸運を得たいのならば、
まず自分のできる最大限の
努力をしろ、ということだ。
その上で、俺は結果を
受け入れる。
行き着く先には、死しかない
ということなら、その時初めて
俺は観念する。
しかし、それまでは諦めない。」
(東野圭吾 小説家)
すべての人は、幸せになるために生きています。
「誰かの幸せを願う」といった高邁(こうまい)
な目標は、自分が幸せだからこそ口にできる
言葉です。
もしも、あなたが食うや食わずの状況で、
命の危険にさらされているとしたら、
「他人の幸せ」など考える余裕はないはずです。
まず、あなたが幸せにならなければ、
他人を幸せにすることなど絶対にできません。
自分を幸せにする力がなければ、
誰かを幸せにすることなどできないのです。
まさに、力なき正義は無力なのです。
だから、あなたは堂々と幸せを目指すべきです。
あなたが幸せになれば、「他人の幸せ」を省みる
ゆとりも生まれます。
そのことが、ひいては世の中をよくしていくことに
つながるのです。