人生の的を絞る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「年を取るということは、
自分の可能性を絞る
ということです。
男も女も、可能性を絞る
というのは、可能性の限界を
知るということではありません。
集中すべき的を、
あくまで絞り込むんです。」

 

(塩野七生 小説家)

 

年を取るということは、人生の残り時間が
減っていくということです。

残り時間が少なくなるということは、
それだけ可能性が減っていくということでもあります。

人生の残り時間が少ないのに、
あれもこれもと欲張っていたら、
確実に「虻蜂(あぶはち)取らず」
に終わります。

あれこれ手を広げるのではなく、
年を取ったら逆に「的を絞っていく」のです。

この先、芽が出そうにない分野に恋々(れんれん)として
しがみつくのではなく、思い切って捨て去るのです。

余計なものを捨てて身軽になって、
芽が出そうな分野だけに一点集中するのです。

確かに、私たちは年を取ることで「若さ」という名の
可能性を失っていきます。

しかし、逆に年を取ったからこそ、
賢明に生き方を選び取る「したたかさ」を
手に入れることができるのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す