井の中の蛙大海を知らず

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「どんな分野でも、
それに熟達するには、
隣接するものについて
知らねばならない。
したがって、何かを知るには、
すべてを知らなければ
ならないのだ。」

 

(オリバーウェンデル・ホームズ 作家)

                   

 

「井の中の蛙大海を知らず」とは、
中国の思想家「荘子」の言葉です。

後に、日本に伝わってきたときに、
この後ろに「されど、空の深さを知る」
という言葉がつけ加わりました。

「1つのことに打ち込んできた結果、
他のことは知らない代わりに、
深く掘り下げることはできるぞ」
という意味です。

1つのことを何十年もコツコツ掘り下げていく
生き方を賛美する、いかにも「日本人らしい」
アレンジと言えます。

 

しかし、いくら何十年間「1つのこと」
に打ち込んでも、「深みを知る」ことが
できなければ、何の価値もありません。

むしろ、「深みを知る」には、
隣接する知識を積極的に学んで、
教養の幅を広げておくことが後々助けになります。

蓄えた知識と知識が有機的につながることで、
専門分野の深い洞察へとつながるからです。

「井の中」にとどまるだけでは、
本当の「空の深さ」は見えてこないということです。

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