働き方改革の誤解

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「二流、三流の人が
『6時を過ぎたら
仕事は一切しない』
などと言っていたら、
一生そのままで
終わってしまいます。」

 

(小宮一慶 経営コンサルタント)

 

かつて我が国の教育において、
「ゆとり教育」なる言葉が流行った
時代がありました。

そこから派生した「ゆとり世代」なる言葉は、
侮蔑的な意味で使われることが多いものです。

私は「働き方改革」という政策も、
やがて大人の「ゆとり教育」だったのではないか、
と振り返る時代がやって来るのではと予感しています。

なぜなら、人々にその真意が
正しく伝わっていないと感じるからです。

「ゆとりから生まれた余暇を使って、
知見を広げましょう」というのが、
本来のゆとり教育の目的でした。

しかし、残念ながらその真意は国民に伝わらず、
子ども達を甘やかす結果に終わりました。

同様に、「ゆとりから生まれた
余暇を使って、知見を広げ職業人生を
充実させましょう」というのが、
本来の働き方改革の目的です。

「働き方改革」だからとぬるい仕事の
仕方を覚えたら、仕事力も人間性も育たない
まま年を食うだけです。

「働き方改革」で定時に会社を退社したからといって、
アフターファイブに仕事をしてはいけないとは
誰も言っていません。

定時で仕事が終わらないのであれば、
家に持ち帰ってでも仕事はきっちり
終わらせるべきです。

それがイヤなら残業せずにすむように、
必死になって知恵を絞るしかありません。

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