
「実際に経験したことのない
知恵は、ただの言葉に
過ぎません。」
(マーク・ヴァン・ドーレン ピューリッツァー賞受賞者)
「本なんて読んでも役に立たないよ」
「本に書いてあるのは机上の空論」
そう言って、読書を軽んじる人がいます。
しかし、第一線で長期的に活躍する人の中で、
読書を軽んじる人は1人もいません。
まずは、この事実を虚心坦懐に受け止めるべきです。
では、なぜ「本を読んでも役に立てられない人」と
「本を読んで役立てられる人」とに分かれるの
でしょうか。
理由は簡単です。
前者は、本をロクに読めていないか、
読めたとしても読みっぱなしにしているから
です。
そもそも、本を1回読んだだけで細部に至るまで、
内容を吸収できる人はいません。
本を役立てている人は、きちんと大事なところ
に線を引いて読み返したり、本の抜き書きを
作ったりして何度も読み返すなどの工夫を
しています。
さらに、アクションプランを作って、
実際に本に書いてあることを試しているのです。
行動したら検証して、上手くいかなかったことを改善し、
また行動とアクティブに本の知恵を活用しています。
そこまでやらないと、本から元を取ったとは言えないのです。