記憶力と創造性

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「何もないところから
ものを創り出していると
思っているのは、人間の驕り
だよ。
生まれてから今までのどこかで、
耳にし、目にした何かが、
知らず知らずに入り込んだ記憶が、
何かのきっかけで呼び覚まされて
動き出す。
そうやって、創造していくんだと
思うよ。」

 

(黒澤明 映画監督)

 

「詰め込み式」の勉強をバカにする人が
います。

そういう人に限って、
「これからは考える力が大事だ」
と強弁します。

しかし、彼らは知らないのです。

記憶に刻まれた知識が乏しければ、
たいしたアイデアは思い浮かばない
ということを。

かのサトウハチローは、作詞の秘訣を
「私は4000以上の詩を暗唱できるから」
と語っています。

それだけの知識のストックがなければ、
どんな天才でもすぐにネタ切れで才能が枯渇します。

膨大に蓄えられた知識と知識が
有機的に結びつくことで、
凡人には思いもよらないような
斬新なひらめきが浮かぶのです。

記憶力だけでは食べていけない世の中に
なりましたが、記憶力はあるにこしたことは
ないのです。

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