
「私は、失敗するかも
しれないけれども、
やってみようというような
ことは決してしません。
絶対に成功するのだという
ことを、確信してやるのです。
何が何でもやるのだ、
という意気込みでやるのです。」
(松下幸之助 事業家))
「人生はギャンブルだ」とか、
「人生はチャレンジだ」などと
いう人がいますが、
はたしてそうでしょうか。
確かに、人生のある局面においては
「ギャンブル」的要素があることは否定しませんし、
「チャレンジ」も重要です。
しかし、闇雲にチャレンジしたり、
バクチ的な生き方に甘んじたりするのは、
ただの「思考停止」であり、
「無能」の極地に他なりません。
会社の経営者や一家の大黒柱が、
ギャンブル的な舵取りをしていたら、
たちまちのうちに社員や家族を路頭に
迷わせる結果になるには、火を見るより明らかです。
人生のサイコロを振るのは、
最後の最後の瞬間に限ります。
むしろ、そこまでのプロセスでどれだけ
成功率を100%に近づけてきたか
が重要なのです。
「勝てる」という確信がなければ、
乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負など、
とてもできません。