KY(空気を読めない)

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「一時期、『KY』という
言葉が流行ったが、
あたしはあの言葉が
大嫌いだった。
周りの空気を読めない
ということが、
どうしてからかいの対象に
なるのだろうか。
みんなが騒いでいる中で、
何が起こったか瞬時に
理解できないということは、
そんなにいけないのだろうか。
それよりも、何が起こったか
きちんとした意味は分からずに、
周りにあわせて騒ぐ方が
恥ずかしいと思う。」

 

(室井佑月 小説家)

                   

 

たとえば、お昼時に「ラーメンを食べに行こう」
という話でみんなが盛り上がっていたとします。

あまり気が進まなくてもラーメンを食べに
付き合うことができるのが、
いわゆる「空気の読める人」です。

しかし、ごくまれに「ラーメンはちょっと・・・」
と言って、難色を示す人がいます。

「KY(空気が読めない)」と
そしられるのは、こうした人々です。

「和を尊ぶ」ことに重きを置く日本社会では、
「KY」な人々は集団の和を乱す「困った人」
として思われがちです。

でも、見方を変えれば「KY」とは、
流されずに自分を保つことができる
人のことです。

上手に「空気を読む」人々は、
単に流されて「付和雷同」しているだけ
かもしれないのです。

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