しかたがない

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「人生の理不尽さに
遭遇したとき、
やがて日本人は
こう口にします。
『しかたがない』と。
この言葉のなかに、
私は日本人の強さと
生きる知恵を見る
思いがするのです。
日本人は、決して
諦めの気持ちで
この言葉を発している
のではありません。
この世の中には人知を
超えたものがある。
自分の力ではどうしよう
もないことがある。
『なんで自分が』と
思うことが人生には
必ず起こる。
そのことに抗っていても
道は見えてこない。
まずは受け止めること。
理不尽さや過酷な状況を
心でしっかりと受け止め、
そこから覚悟を決めて
歩き始めること。
その覚悟こそが、
日本人の底力なのだと
私は思っています。」

 

(坂東眞理子 教育者)

 

自然災害の前では、人間は
どうしようもなく無力です。

今後、どんなに科学が進歩したところで、
人の力で太刀打ちできる日が来るとは
とても思えません。

地震国である日本は、昔から数々の
大地震に見舞われてきました。

その度に、多くの人命が奪われ、
住むところを失い路頭に迷う人々が
出てきました。

しかし、生き延びた者は、
それでも前を向いて進んでいかなければ
ならないのです。

どうにもならない事実を謙虚に
受け止め、前向きに人生を歩き出す
人の背中を押すための言霊。

それが、「しかたがない」という言葉に
他ならないのです。

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