
「一人で生きようとする者が、
人生で成功することはありません。
他人の心と通じないと、心は枯れて
しまいます。
自分の考えだけを聞いていて、
他人からインスピレーションを
得ようとしなければ、
心はしぼんでしまうのです。」
(パール・バック 小説家)
世間では、
「日がな一日部屋に閉じこもって作業している」
のがクリエイターだと考えている人も
多いかもしれません。
確かに、モノ作りに没頭しているときは、
部屋に「一人きり」のことが多いでしょう。
でも、1年の大半を「部屋の中」だけで過ごしていたら、
どんな天才でもアイディアが枯渇してネタ切れに陥ります。
むしろ、クリエイターにとっては、モノ作りをしていない
ときこそが重要なのです。
外に出て新しい「体験」を積んだり、人と語らったり、
映画を鑑賞したり、本を読んだりと、膨大なインプットに
勤しんでいます。
まさに、「他者」との交流こそが、新たな発想を
インスパイアしてくれるのです。
どんな天才でも、自分1人で考えつくアイディアには
限界があります。
1人で考え込むだけだと視野が狭くなり、
袋小路(ふくろこうじ)に迷い込んでしまうのです。