
「的を射抜く矢の一本一本が、
的を外した100本の矢の
成果なんだ。」
(ロビン・シャーマ 弁護士)
「努力すれば報われる」と言いますが、
それは半分本当で半分はウソです。
ただ闇雲な努力を続けても、それで上手くいくのは
一部の天才だけです。
たいていの人は、闇雲に努力を続けても徒労に
終わるのが関の山です。
なぜなら、間違った努力を一生懸命に頑張れば
頑張るほど、その分間違った方向へと進んでいって
しまうからです。
努力が報われるためには、
「努力の方向性」の検証と
「方向修正」が不可欠です。
「その日の努力は目標達成に1ミリでも
近づいたか」
「もし、目標達成に近づいていないと
すれば、どこを修正すればいいか」
そうやって、ちょっとずつ「狂い」を
修正しながら、精度を上げていく
「努力」が求められるのです。
100発100中で的を射抜く達人も、
初めから結果を出せていたわけではありません。
毎日コツコツと練習に励みつつ、細かく
方向修正を続けてきた結果、あのような
技の精度を手に入れたのです。
どうせ努力するなら、ただ闇雲に
身体を動かすだけではなく、
きちんとアタマを使うことで、
1ミリでも結果に近づきたいものです。