勝敗の見極め

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「『勝てるわけがない』と
思った瞬間に、
勝敗は決しています。
勝てないと思う相手に
勝てるわけがありません。」

 

(泉忠司 小説家)

 

一流の格闘家や武術家は、
立ち会った瞬間や組んだ瞬間に、

相手の力量が明瞭に読み取れると
いいます。

つまり、拳を交えずして勝敗の行方を
悟るのが、
一流の証というわけです。

「勝敗はやってみないと分からない
じゃないか」

吠えているうちは、まだまだ稽古が足りない
未熟者ということです。

そもそも、武術や格闘技の世界で、
イチかバチかで戦っていたら命が
いくつあっても足りません。

「勝てない」と気づいて
静かに剣を納めるのは、

恥ずかしいことではありません。

そこから自分を鍛え直して、
捲土重来を期せばいいだけの話です。

もちろん、避けたくても避けられない戦いも、
世の中には存在します。

その際は、負けを覚悟に戦うしかありません。

ただし、どうせ負けるから、と手を抜いて戦うのは
最悪です。

そんな無様な戦い方をする人間は、
ただの「負け犬」として軽んじられる
だけです。

全力で勝者に立ち向かう敗者だけが、
次のチャンスを与えられるのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す