
「人より一時間よけいに
働くことは尊い。
努力である。
勤勉である。
だが今までよりも
一時間少なく働いて、
今まで以上の成果を
上げることもまた尊い。」
(小宮一慶 経営コンサルタント)
① 毎日5時間勉強して試験に
不合格した人。
② 毎日5時間勉強して試験に
合格した人。
③ 毎日2時間勉強して試験に
合格した人。
上記の中で、もっとも避けるべきは、
当然ながら①の事例です。
なぜなら、試験に不合格したことで、
膨大な試験勉強時間を無駄にして
しまったからです。
では②と③について、
あなたはどう評価するでしょうか。
手にした結果は、両者とも一緒です。
しかし、投じた時間(資産)で
比較すると、
③は②の2/5の量で同じ結果を
出したことになります。
仕事量で比較すると、③は②の
2.5倍に相当します。
同じクオリティの仕事を仕上げるのなら、
当然仕事が速いほうに価値があるに
決まっています。
もちろんロクに仕事ができないうちから、
速さを求めても仕方がありません。
まだ未熟な段階では、正確で丁寧な
仕事を心がけるべきです。
しかし、ある程度仕事に慣れてきたのに、
速さを追求しないのは怠慢です。
「時間をかければいいものができる」
というのは、怠け者の言い訳です。