
「人は自分のもてる力
の二割しか使わずに
死んでいくという話を
聞いたことがあります。
自分では『全力を出し切った
最高の人生だった』と
思っても、八割の力は
使い残しているんだ
そうです。
つまり、ほとんどの人が
まだ本当の自分の力に
気づいていない
ということです。」
(原田伸郎 書家)
「火事場の馬鹿力」というのは、
本当に存在します。
たとえば2階から落ちてくる我が子を、
母親の細腕でキャッチした、
という話には枚挙に暇がありません。
ところが「火事場の馬鹿力」には
代償がつきもので、
骨や筋肉に異常な負荷がかかるため
大けがを負ってしまうこともある
そうです。
また事業家の斎藤一人さんは、
「仕事は6割の力で行え」と
教えているそうです。
自分の仕事に100%を
出し切ることを続けていると、
心身に不調を来たして
運にも見放されるのだとか。
もちろん斎藤一人さんは、
「手を抜くこと」を教えている
のではありません。
ではこの矛盾を解決するには、
どうすればよいのでしょうか。
答えはシンプルで、日々の努力で
自分の実力を底上げしていけば
いいのです。
そうすれば「6割」の力しか出していない
つもりでも、従来の8割、10割の成果を
手にすることができるようになるのです。