矛盾を楽しむ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「ユーモアを持ちなさい。
そうすれば、人間の矛盾性を
楽しむことができるように
なります。」

 

(サマセット・モーム 小説家)

 

子どもが時に「大人びた」眼差しを見せ、
大人が「子どもっぽさ」を残しているように、
人間とは矛盾をはらんだ存在です。

物事を「白」「黒」で割り切ろうとする人には、
永遠に人間が理解できません。

なぜなら、人間の本質は「白」と「黒」の
間の「グレーゾーン」に宿っているからです。

たとえば、真に「大胆」な人間が、
日頃「豪放磊落(ごうほうらいらく)
振る舞っているとは限りません。

むしろ、日頃は「繊細」に慎ましく生きている人が、
いざという場面で思わぬ「大胆」ぶりを発揮して、
周囲を驚かせることもあるのです。

真実を洞察するには、物事の「逆側」を
見るクセを付けることです。

「優しさ」の裏には、常に「冷たさ」が潜んでおり、
逆もまた然りです。

「優しい」だけの人間はいないし、
「冷たい」だけの人間もこの世には存在しません。

そう考えると、「いい人」「悪い人」と
騒ぐ人たちが、いかに「短絡的」で
「表層的」にしか物事を見ていないか
理解できるはずです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す