汗牛充棟

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「積み上げて自分の身ほど
の書物は、毎年読み続ける
くらいの心がけが人物を
磨いていくのである。」

 

(安岡正寛 教育者)

 

昔の中国の言葉に、蔵書が極めて多いこと
のたとえとして、
「汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)
があります。

牛車に積んで本を運ぶと牛さえも汗をかき、
家の中に積み上げると棟木にまで届く、
という意味です。

知識人たる者は、そのくらいの書物を自宅に所有し、
読破して知恵に換えなければならない、
ということでもあります。

もちろん、現代の知識人の読破する冊数も、
過去の知識人に引けを取りません。

作家の井上ひさし氏の蔵書は、
22万点にも及ぶとされています。

やはり、超一流のプロは勉強量も超一流
ということでしょう。

ところで、本を積み上げて自分の背丈ほどの高さに
するのに、いったいどのくらいの数の本が必要
でしょうか。

試みに数えてみたところ、身の丈6尺の偉丈夫でも
文庫本120冊もあれば事足ります。

逆に言えば、年間たった100冊程度の本も
読まないようでは、お話しにならないという
ことです。

もちろん、年間100冊程度読んだくらいで
鼻にかけてはいけません。

教養を身に付けるための、最低限の読書量
と心得るべきです。

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