
「地平線の向こうに見える
魔法のバラ園を夢見るばかりで、
裏庭に咲いている花を楽しもう
としない人があまりに多すぎる
んだ。
まったくの悲劇だよ。」
(ロビン・シャーマ 弁護士)
いわゆる成功法則を実践している人の中には、
キッチリと「目標設定」をしている人も
少なくありません。
1年後の目標はおろか、5年後、10年後に
どうしていたいかまで、明確にしている人も
います。
そんな彼らには、ある特徴があります。
それは、常に「もっともっと」と
追い立てられるような「焦燥感」の
中で生きていることです。
達成できたことの満足感に浸るよりも、
達成できていないことへの不足感の方が
募るようです。
それでも、5年後、10年後に望む結果を
手に入れられた人はまだラッキーかもしれません。
しかし、手にした名声や財産とは裏腹に、
何か大切なものを置き去りにしたことに
気づかされる人も多いようです。
それは、家族との時間、プライベートの楽しみ、
友人との交流など、多くのものを犠牲にしてきた結果、
積み上げられた成功かもしれません。
何かを手に入れるということは、
何かを失うということでもあるからです。