
「たとえ明日、世界が滅びようとも、
私は今日、リンゴの木を植える。」
(マルティン・ルター 神学者)
「たとえ、わが命が明日尽きようとも
昨日と同じ生き方をしたい」と心の底から
思える人は幸いです。
今、自分が取り組んでいることが、将来の自分のためであり
周囲に役に立つ、と確信しているなら、何も迷いはないはずです。
逆に、そうは思えないのは、「自分の人生」を歩いているとはいえません。
行動基準が、常に「社会の価値基準」や
「他人の評価」に縛られているのです。
人生は1度きりです。
努力が報われるとは限らないように、
我慢の生き方が報われるとは限りません。
むしろ、我慢に我慢を重ねた結果、
言い知れぬ後悔だけが心に残るのではないでしょうか。
たった1度の人生、誰に何を言われようとも
わがままに生きればいいのです。
自分だけのリンゴの木の下で最期を迎えられるならば、
それこそが本望です。