治にいて乱を忘れず

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スランプというのは、
好調なときにその原因が
作られている。だから、
好調なときが一番心配です
。」

 

(川上哲治 元プロ野球選手)

                   

 

「治にいて乱を忘れず」とは、
易経の言葉です。

どんなに平和な世の中だとしても、
戦乱の時に備えて準備を怠らない、
という意味です。

なぜなら、すべての乱れの根源は、
好調時に兆した「ほころび」の中
にこそ存在するからです。

「禍福はあざなえる縄のごとし」と
言うように、好調が永遠に続くことなど、
まずあり得ません。

どんなに栄華を極めた帝国や王朝も、
必ず衰亡の憂き目を見ます。

同様に、どんなに栄華を極めた人物でも、
遅かれ早かれ権力を手放すときがやってくるのです。

しかし、どんな世界にも
「好調を維持し続けている」
ように見える人物が存在します。

彼らの特徴は、決して「治にいて乱を忘れない」
こと。

好調時にこそ注意を怠らず、
マイナスの芽を見つけ出しては、
損切りする努力を怠りません。

彼らとて同じ人間です。

人生に好不調の波は
必ず訪れます。

しかし、その波を努めて小さく
保ち続けることができるのが、
彼らの偉大なところです。

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