
「人生とは、自己の命に喜びを
できるだけ多く味わわせるように
するところに、本当の生きがいが
ある。」
(中村天風 教育者)
「おまえのためを思って言っているんだぞ」
と説教してくる親や上司がいます。
その言葉が真実か否か、簡単に判別する方法が
あります。
親や上司の言葉に反論してみることです。
それで、親や上司がぶち切れてくるようなら、
100%「自分のため」に発せられた言葉です。
人の為と書いて「偽り」と読むように、
「おまえのため」と言いつつ自分の利益を
図るのはただの「おためごかし」です。
本当にあなたのためを思っている相手は、あなたを
無理やり従えようとはしないものです。
「従うかどうかはあなた次第」だとして、
自由意志を尊重してくれます。
「おまえのため」という言葉を振りかざしてくる相手は、
何とかしてあなたを説得して従えたいだけなのです。
これは、他人事ではありません。
あなたも誰かに対して「おまえのため」という言葉を
使って説得しようとしていないでしょうか。
偽りの言葉は偽りの行動につながり、
偽りの行動は偽りの人生へとつながります。
まずは、きちんと「自分自身のため」に
正直に生きてみることです。