
「自分の過ちを認めるのは
最も辛いことである。
しかし、問題解決のためには
自分の落ち度を素直に認める
ことほど、役立つものはない。」
(ベンジャミン・ディズレリー 政治家)
「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」とは、
孔子の言葉です。
孔子の言うとおり、過ちを犯すこと自体が悪いのではありません。
それを認めて、改めようとしないのが悪いのです。
迷惑をかけた相手に素直に頭を下げて謝罪するのが、
「過ちを認める」ということ。
しかし、「過ちを改める」のは、
他の誰のためでもなく自分自身のためなのです。
自分の過ちを素直に認め、改められる人は、
犯した過ちの分だけ、賢くなれます。
しかし、自分のちっぽけなプライドにしがみつき、
過ちを認めようとしない人は、いつまでたっても
同じ過ちを繰り返し、少しも成長できないのです。