外発的動機付け

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「行動するたびに叱られ
褒められて育った人間は、
叱られるか褒められるか
しないと、行動しなくなる。」

 

(アルフレッド・アドラー 心理学者)

 

たくさん本を読んだ子どもを表彰する
「多読賞」なるものが存在します。

私はこの賞の在り方に断然反対です。

たくさん本を読んだとは言っても、
もしかしたらただ斜め読みでいたずらに
冊数を稼いでいたかもしれないのです。

あるいは読破冊数が少ない子どもの方が
何度も熟読玩味して、作品を深く味わって
人生の血肉としているかもしれないのです。

本は読むことが目的ではなく、
そこから何を学び取るかが大事
なのです。

本を読んだ後、内容を反芻したり、
人と語り合ったりしなければ、
貴重な時間を垂れ流したのと同じです。

それにこの賞の目的は何でしょうか。

「多読賞」を与えることで、
本好きな子どもを育てたいと考えているとしたら、
お門違いもいいところです。

ご褒美で釣って本を読ませても、
本当の本好きは育ちません。

真の読書好きとは、江戸時代の
「隠れキリシタン」のごとく、
親や教師が「やめろ!」と言っても
隠れて本を読みふけるような人々
のことです。


子どもを真の本好きに育てたければ、
黙って大人が本に読みふける背中を
見せるだけでいいのです。

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コメント

  1. きりりん より:

    図書担当で…多読賞…出してました…。反省。
    そして、すぐその場で褒める、叱る…評価しながら子育てしたなぁ…。

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