経験は何も教えてくれない

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「経験が唯一教えてくれることは、
経験は何も教えてはくれない
ということだ。」

 

(アンドレ・モーロワ 小説家)

 

同じ経験を積んでも、人の成長の度合いに
差が生まれるのはなぜでしょうか。

それは、ただ漫然と経験を積むことは、
成長とは何ら関係が無いからです。

どんなに得がたい経験も、ただ忘却の彼方へと
流れていくのに任せていたら、何も経験しなかったのと
同じことです。

伸びる人は、1回1回の経験に対して、
きちんと内省的に振り返る時間を設けています。

失敗したことについて振り返るのは当然として、
成功したことについても分析を怠りません。

なぜなら、偶然手にした成功は、
「運」という不確定要素の上に築かれた
「砂上の楼閣」に他ならないことを
熟知しているからです。

日々の経験を振り返ることで帰納的に導き出された
「知恵」こそが、人に賢さをもたらすのです。

すなわち、経験が人を成長させるのではなく、
経験から知恵を学び取れる人だけが成長していくのです。

経験を生かすも殺すも、その人の在り方にすべてが
かかっているのです。

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